琺瑯影青蓋碗(黄) fa lang ying qing gai wan / ほうろうえいせいがいわん 青みがかった下地に 立体感のある琺瑯彩のような図案 金色の装飾を加えた 蓋碗です 影青+貼花の彩磁蓋碗 影青というのは、宋の時代に景徳鎮で生まれたもので、青白釉とも呼ばれる青磁と白磁の間くらいの色合いの磁器です。こちらは、そのイメージでやや青みがかった下地、厚さは薄すぎず厚すぎず。柔らかい曲線でやや背の高い品の良い蓋碗です。 さらに、磁器を焼成した後、絵を貼り、再度釉薬をかけて焼成することで、絵の部分に少し立体感が感じられます。清の時代に宮廷で用いる磁器に使われた琺瑯彩と呼ばれる技法は、黄赤青緑など華やかな色彩で、色の部分に厚みがあって立体感があるのですが、その雰囲気をイメージした模様と仕上がりです。 さらにさらに、蓋のつまみと高台部分、皿の縁には洋食器にもよく見られるような描金という金色の装飾がほどこされ、全体としてなにやら異国情緒が感じられます。 ※蓋碗のフタは、茶を撹拌したり、ずらして置いて隙間から茶を出すためのものです。そのため斜めの状態で安定する作りになっており、まっすぐに置いた状態では安定しなかったり隙間ができるのが一般的です。予めお知りおきください。 中国茶をあまり知らない方のため、当店で商品をお買い上げの方すべてに中国式のお茶の淹れ方や茶器を紹介したリーフレットを同封しています。はじめての方や贈り物にされる方もご安心ください。